なんで鍵盤は白と黒がちょっと不規則に並んでいるの?

こんにちは!

 

ピアノのレッスンをしていると、当たり前ですが生徒さんからたくさんの質問をいただきます。

 

みなさん4歳~6歳くらいからピアノを始め、今現在は小学校高学年~中学生に成長されました。

 

そして、質問も奏法や作曲家などの講師側が割と答えやすいものになってきております(笑)。

 

ですが、導入期の時には

 

「え、そこ?!」

 

と私がたじたじしてしまう質問も結構ありました。

 

新しい生徒さんを募集するにあたり、今度は分かりやすくお話できるよう、ブログに台本(?)を残します。

質問☆なんで鍵盤は白と黒がバラバラ(不規則)なの?

ぜんぶ同じ大きさで、ぜんぶ白じゃダメなの?

こたえ:全部白または白黒だと、どこが何の音なのか分からなくなっちゃうから

です!

突然ですが、今から "どうぶつの森" でマイデザイン

 

けんばんなふく

 

を作りましょう(^O^)/

これだと、どこに "" が来るのか分かりませんね。

でも、下の絵なら?

 

「2つ黒が並んだ左側は!」

 

と覚えてしまえば、88鍵のうちのどこが "" なのかすぐに分かります!

 

やったー!

 

黒が2つと3つで並んでいるのは、

 

白鍵 "ドレミファソラシド" の音程は

全て同じ音の高さの間隔で並んでいるわけではないからです。

 

音には12種類あり(ド、ド♯、レ、レ♯~)、それ自体は等間隔に並んでいるのですが、私たちが良く聞く有名な長音階、

 

 ドレミファソラシド の音程は

こんな感じの距離(音の高さの間隔)になっています。

 

ミとファ、シとドは1歩で行けるけど、他の音に行くには2歩分必要なので白鍵の間に黒鍵さんがいらっしゃいます。

 

ちなみに、黒鍵が少し細く奥にある理由は

 

1オクターブや和音を弾きやすくするためだそうです。

 

確かに白黒同じ幅と長さで並んでいたら1オクターブ弾けないですね…

 

今の白鍵12コ分ってことだよね?

 

無理…