コンクール審査員サイドの舞台裏3

こんにちは!

 

ピアノ教室「マ・メール・ロワ」の杉本です🎹

 

コンクール審査員の舞台裏をお話しするシリーズ、最後のその3は、

【当日の気づき・審査員として見ていたポイント】

についてお話しします😊

 

当日は朝から緊張しつつも、素晴らしい演奏の数々に胸が熱くなる一日でした。

 

そんな審査員席の中で、私自身が改めて感じた「発見」が2つありました。

 

 

審査員サイドの舞台裏

気づき・見ていたポイント

① 会場とピアノが持つ「個性」と「選曲」の奥深さ

 

 審査が始まってすぐ、違和感を覚えました。

 

「…みんな上手に弾けてるから、あとはもう少し音が響いてもいいのにな…?」

 

実は今回の会場とピアノ(ベーゼンドルファー)、とっても繊細で落ち着いた響きを持つ個性的な空間だったんです。

 

その特性に気づいた瞬間、「これは演奏者のせいじゃない」と思い、休憩中に慌てて前半の方の点数を再調整しました。

 

会場によって響き方が変わることは自分自身も分かっていたつもりですが、ここまで顕著に出るものなのかと、実感した瞬間でした。

会場を選ぶことはできませんが、その空間の特性にぴったり合った選曲をしている方は、まるで会場全体が味方をしているかのように美しく響いていました。

「会場と選曲の相性で、こんなにも響きが変わるんだ」という、本当に貴重な学びでした。

 

 

審査員として、演奏者のどこを見ていたか

 私は普段から「美しく魅力的な音色」を追求するのが大好きなのですが……

 

コンクールの現場で私自身が最も大切に聴いていたのは

 

「作品全体のまとまりと構成力」でした。

 

音色の好みは人それぞれですが、客観的に審査する上ではどうしても主観的な意見になってしまうと思ったので、出来るだけ客観的に公平に判断するなら「構成力」かなと思いました。
(※私の個人的な見解です)

曲が作られた時代別にみるべきポイントもそれぞれまとめていましたが、「作品全体のまとまりと構成力」はどの時代のどの作曲家の曲であっても気を付けて聴いていたことです。

基礎的なテクニックだけでも、音色の美しさだけでも、作曲家が残したメッセージは伝わりきらない、と私自身、痛感しています。

 

「曲の流れが立体的になっているか」


「この曲で何をどう伝えたいのか」

 

という全体の見通し(構成)がしっかりしている演奏は、聴いていて本当に心地よく、心に真っ直ぐ響いてきました。

今回の体験を通して、「表現したい音色」を輝かせるためにも、まずは土台となる「全体の構成力やフレーズの捉え方」をしっかり育てることの大切さを再確認しました。

 

これはコンクールに出る子だけでなく、普段のレッスンでも全く同じです😊

 

「ただ弾くだけ」ではなく、曲のストーリーや構造を理解して、自分だけの素敵な音を奏でられるように……。

 

マ・メール・ロワでは、そんな「一生モノの音楽の楽しさ」を育てるレッスンを行っています♪

春日井市瑞穂通にあるピアノ教室「マ・メール・ロワ」です。

 

小さなお子さまから大人の方まで、みんなの「弾きたい!」という気持ちを大切に、一人ひとりに寄り添ったレッスンをお届けしています。

 

「うちの子、馴染めるかしら?」「どんな雰囲気かな?」と気になった方は、ぜひ一度遊びに来てくださいね。

 

体験レッスンのお申し込みは、こちらからお気軽にどうぞ♪